クラウド会計の活用で、経理担当の世代交代をスムーズに実現

CASE
M株式会社 建設業

導入の背景

数年前に経営者の世代交代を行い、事業を若い世代へと引き継がれる中で、「経理業務も次の世代へ引き継ぎたい」というご相談をいただきました。

これまでの経理を担当されていたのは経営者のお母様。今後は奥様が新たに経理を担う予定でしたが、簿記の知識や経理の実務経験がなく、「きちんとできるのだろうか」「毎月の記帳が負担にならないか」といった不安を強く感じておられました。

そこで、従来の仕訳入力が中心の会計ソフトから、クラウド会計ソフト「freee」への切り替えと導入支援をご提案しました。

導入後の効果

クラウド会計ソフトfreeeを活用することで、「仕訳を考える会計」から「感覚的に操作できる会計」へと大きく転換。

簿記の知識がほとんどない状態からのスタートでしたが、導入後わずか2カ月ほどで月次試算表を作成できるレベルまで到達されれました。

特に効果が大きかったのが、

①自動登録ルールの設定

②銀行・クレジットカード連携による自動化

これにより、毎月の記帳作業は大幅に削減。

(数日かかっていた記帳業務が、作業時間を合計しても1日かからずに終わるまで削減。)

「すべてを覚える」のではなく、本当に必要な部分だけを覚える形にしたことで、これまで経理経験のなかった方でも、無理なく業務を引き継ぐことが可能となりました。

クラウド会計をうまく活用すれば、短期間での経理担当交代は十分に可能であることを実感できる事例です。

今後の展望

freeeの活用としては、freee人事労務を導入することで給料計算業務についても効率化を図ろうと考えています。現在はタイムカードを見て、給料計算ソフトに手打ちをしている作業を、タイムカードを勤怠ソフトに変更し、勤怠ソフトのデータとfreee人事労務を連携させることで給料計算の時間を削減、さらに給料仕訳についても会計に自動連携されるようになるため、勤怠管理~給料仕訳までを自動化する方向で進めています。

また、月次試算表をスムーズに作成できるようになったことで、納税予測や資金繰りの見通しを立てるスピードが格段に向上しました。

今後は月次会議などを通じて、毎月の数字の変化を確認しながら、節税対策や経営判断に活かしていく予定です。

さらに、経営計画書の作成にも意欲をもっておられるため、経理業務に追われることなく、経営の本質に集中できる社内体制づくりを引き続きサポートしていきたいと考えています。

まとめ

クラウド会計をうまく取り入れることで、経理の経験や専門知識がなくても、無理なく業務を引き継ぐことができます。

今回の事例では、「経理ができるか不安」という状態からスタートし、わずか2カ月で月次試算表を作成できる体制を整えることができました。

経理業務を全て完璧にこなす必要はありません。自動化できる部分はクラウド会計などのAIに任せ、人が判断すべきところだけを理解すれば十分です。

「経営の世代交代が不安」

「担当者が変わっても、きちんと回る仕組みを作りたい」

そんなお悩みをお持ちの方はぜひご相談ください。

貴社の状況に合わせて、無理のない形で経理が回る仕組みづくりをサポートします。

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