
個人事業主T
サービス業
相談内容
これから創業するにあたり、創業融資や補助金を活用したい。また、創業時から経理体制をしっかり整えておきたい──。こうしたご要望を受けて、資金調達と経理の両面から総合的にサポートを行いました。
当事務所の関わり
創業融資・補助金の支援
金融機関や補助金事業者への申請には、説得力のある「創業計画書」の作成が不可欠です。
当事務所では、創業計画書の作成支援、添削、数値の精査などを行い、無理のない計画と実現可能性を兼ね備えた書類作りをサポートしました。
その結果、最低限必要な創業融資を確保し、加えて創業補助金の獲得にも成功。
また、3年分の計画を立てるプロセスを通じて、必要な売上・経費の見通しを明確化し、創業後の営業活動にも活かすことができました。
経理体制の構築支援
創業当初から経理体制を整備したいというご希望に応え、会計ソフトは「freee」を導入。
導入時点でどのクレジットカードを使用するか、どの外部サービスと連携させるかを整理し、無駄のない設計に。
この準備によって、記帳業務の自動化と経理作業の効率化を実現し、創業者が本業に集中できる環境を整えることができました。
まとめ
創業期は「とりあえず始める」のではなく、「はじめに設計する」ことが、成功への大きな分岐点となります。
資金調達や会計ソフトの選定といった初期の意思決定が、経営の基盤を大きく左右するからです。
今回のように、創業融資や補助金獲得を見据えた計画作りと、効率的な経理体制の整備を同時に行うことで、資金繰りの安定だけでなく、内部体制の強化にもつながり、創業後の持続可能な経営が可能になります。
