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初めに
年が明けて2週間ぐらいが経ち、そろそろ通常国会が始まろうとしているときに驚きのニュースが飛び込んできましたね。どうやら解散総選挙をやるとのことみたいです。2月8日投開票のスケジュールで進むのではないでしょうか。今回の解散総選挙は高市内閣になって初めての総選挙となります。自民党が単独過半数を回復できるのかどうかが、今後の政治や税制などの鍵になってくるのではないでしょうか。
今回のコラムでは、この解散総選挙について勝手に分析・予測しようと思います。完全に私自身の趣味で行ってますので、独断と偏見が混じりますご了承ください笑
解散総選挙の行方
解散総選挙がどのような行方になるか注目されると思いますが、なぜこのタイミングでの解散なのかは疑問もあります。というのも、おそらく解散する理由は高市内閣の高支持率が続いているために、予算編成が行われる通常国会の前に自民党の単独過半数を回復したいということ、高市政権に近い考えの自民党の同志を連れ戻したいということでしょう。
ただ、今回の選挙は何を主として戦うのかが疑問です。というのも、解散総選挙はだいたいが何かを行うために民意を問うためにすることが多いためです。
例えば、小泉内閣のときの郵政民営化のための解散とか安倍内閣の時の消費税増税をめぐっての解散とかですね。
前回の石破内閣の時の解散は裏金議員についての解散で、すでに処罰を一度食らった人達をもう一度処罰するという訳のわからない解散名目でした。この解散のおかげで自民党は仲間を多く失い単独過半数に届かなくなってしまった、さらには自民党議員の保守派議員がかなりの数負けてしまいリベラル派の自民党になってしまうという結果となりました。同志をぶった切るという良く分からない解散選挙だったと思います。
このように通常は解散に名目があるのですが、今回の解散はどのような名目で行うのかが不透明な気がします。減税政策がメインになるのか、安保がメインになるのか、何がメインになるのかは今後にわかってくるのかなと思います。
そんな解散総選挙についてどのようになっていくのでしょうか。それぞれの政党がどうなっていくのか考えてみましょう。
私的には、今回の総選挙は保守派対リベラル派の構図になるのではないかと思います。最近のニュースでは、立憲民主党と公明党が新党を結成する動きがでてきました。メディアなどでは騒がれていますが、私的にはこの新党は共倒れになるのではないかと思います。
なぜなら、今まで反対に近い立場であった・敵として戦ってきた2つの政党が1つになって、うまくいくわけがないと思います。おそらく立憲民主党的には票を稼ぎたいがために公明党に力を借りようと思っているのでしょう。公明党も議員数を確保したいですから、自民党の次に票が多い立憲民主党とくっつきたいと思っているのでしょう。ただ、政策の考え方が違うのにどのように協力するのかは謎です。おそらく、政策については政治資金の規制だけで押し通すのではないでしょうか?
政治資金の規制を話しているほうが時間の無駄のように思います。しかも、裏金議員とよく言われますが、自民党の議員が不記載すると裏金議員と呼ばれるだけで、公明党や立憲民主党の議員の中にも不記載をしていた議員はいますから。自民党議員だけは裏金議員と呼ばれて、それ以外の政党の議員は裏金議員と呼ばれないのも不思議ですね。同じことをしていたにもかかわらず、その問題だけで戦う政党は良いのかどうなのか。政治資金の規制が本当に日本の政治・経済を動かす問題なのか疑問です。
政治資金の規制をしても何も国民には還元されないと思います。政治資金を規制して毎年、国民に還元されるのであればいいですけど、別に何も還元されるわけではないですからね。それであれば、年収の壁の引き上げや減税についての論争をしている方がよっぽど国のためになると思います。
ですので、この2つの政党がくっついたとしてもそんなに大きな勢力とはならないような気がします。むしろ、立憲民主党に入れていた人は公明党とくっつくのならと、国民民主党に入れる人が増えるのではないかと思います。また、新しい党を作ったとしても、昔の民主党を応援していた方たちが比例票で新しい党の名前を書くとは思えません。これは公明党も同じです。
時間が2週間程度しかないなかで、新しい政党名を普及させるのはかなり困難のように思いますがどうなのでしょうか?新しい政党になれば、「民主党」「公明党」と書いた比例票は全て無効になるはずですので比例票もかなり減るのではないでしょうか。
もう1つは、おそらく小選挙区は立憲民主党の議員が出馬して、比例は公明党議員を優先することになるのだと思いますが、公明党議員が現在の議席数近くを確保しようと思えば、おそらく比例の2巡目まで公明党議員を優先する必要があると思われます。となると、立憲民主党の議員は小選挙区で勝てなかった瞬間に比例復活さえできないという、かなり厳しい選挙になるため立憲民主党の議員たちはそれを了承するのでしょうか?このように2つの政党が合わさっても問題だらけで票は落とすだけでしょう。
今回の総選挙で勢力的に伸ばすのは、国民民主党と参政党ではないでしょうか。この2つの政党については保守派に近い考え方を持っていると思います。参政党も政策としては高市政権と近いため、数を増やしてくるのではないでしょうか。一番今回の選挙で危ないのは、リベラル派の自民党の議員だと思います。参政党の候補者が同じ選挙区に出るとなると、かなり票を食われるのではないでしょうか。前回の参議院選挙で参政党は勢いに乗っていますから、公明票で何とか勝っていたリベラル派の自民党議員は危ないと思います。おそらく風としては前回とは逆で、高市政権が高い支持率を維持していますから、自民党に追い風だとは思いますので、自民党としても議席数は伸ばしていきたいところだと思いますが、参政党の勢いがどれだけ自民党の票を食いつぶすかによっては、大きく情勢が変わると思います。なので、自民党議員として怖いのは立憲・公明の新党よりも、同じ保守派の参政党の方だと思います。食われる票が多少であったとしても比例復活の惜敗率に影響してくるので、ギリギリで勝ち上がっている議員や前回比例復活の議員はかなり正念場の選挙戦となりそうです。
次に、国民民主党も増えるのではないでしょうか。これは立憲民主党が公明党と合わさることによって行き場がなくなった立憲民主党の票が国民民主党に流れると思います。立憲民主党と国民民主党は考え方がかなり逆だとは思いますが、もともとは同じ党でありましたし、支持母体も近いため、立憲民主党に入れることができない人たちの受け皿となるのが国民民主党になるのではないでしょうか。
まず自民党として目指すのは単独過半数の回復なのではないかと思います。自民党議員の中には保守派からリベラル派まで幅広くいますから、難しいですが自民党として単独過半数というのが最低目標となると思います。この追い風の中どこまでとれるのかが勝負でしょう。
維新の会との選挙区調整もしないということですから、大阪などの関西圏の選挙区ではバチバチにやりあうのでしょう。私的にも選挙区調整はしなくていいと思います。選挙なのですから、お互いの考え方を戦わせあうのがいいと思います。正々堂々と選挙で戦い、政策をしていく上では連立政権という形で進めていくというのが最も理想的な形なのではないでしょうか。
この選挙で自民党がどこまで回復できるかわかりませんが、今回の選挙は保守派対リベラル派の構図になりそうです。高市政権の支持率は高いですから、何とかこの選挙で勝って勢いをつけていきたいですね。
私の今回の予定される総選挙の各政党としては、自民党は高市内閣の支持率が追い風となって増加すると思います。参政党も増加するでしょう。小選挙区でどれだけとれるかはわかりませんが、比例で複数議席の獲得ができると思います。維新の会は今と同じぐらいの議席か微増になるのではないでしょうか?選挙区調整なしで進みそうなので、大阪の選挙区も今まで通りで進みそうですから。国民民主党も増えると思います。公明党とくっつくことを嫌う立憲民主党の支援者の受け皿となるのではないでしょうか。公明党と立憲民主党は大幅に減らすのではないかと予想します。正確に言うと公明党議員の数は減らないでしょう。なぜなら比例の優先順位を立憲民主党よりも上にするはずのため、各ブロック1番の人は当選確実だからです。大きく減らすのは立憲民主党ではないかと思います。前回の石破解散の時に増えた議席の50議席分は減るのではないかと思います。この2つの政党が協力していける政策が政治資金ぐらいなのではないでしょうか。新党を結成したとしてもそこまで大きな勢力にはならないと思います。むしろ共倒れになってもおかしくない状況になるのではないでしょうか。
自民党の単独過半数の回復が無理だとしても、維新の会との連立での過半数の確保は確実に可能ではないでしょうか。そこに、国民民主党と参政党の保守派が政策に協力していくことで、高市政権の思う政策が実現していけるようになっていくのではないかと思います。
最後に
最後に、私として一番気になるのは、この選挙で自民党が単独過半数を回復した後に、どのような政策を進めていくのかということです。税制改正大綱を見ていても、設備投資や年収の壁の引上げなどの減税策が多くでてきていますので、おそらくそっちの路線にいくのは間違いないのではないでしょうか?もっと選挙が近づいてこれば詳しい政策などもでてくると思いますので、今回の選挙を楽しみにしようと思います。