記帳代行から自計化へ──「freee」導入で補助金・融資対応がスピードアップ

CASE
株式会社A社 飲食業

導入前の課題

以前は、顧問税理士に記帳代行を依頼しており、試算表が出てくるのは2~3か月に一度。情報の鮮度が低く、補助金や融資などの申請にもタイムラグが生じていました。そのため、タイムリーな資金調達が難しく、経営判断の遅れにもつながっていました。

導入後の変化

当事務所の関与後、クラウド会計ソフト「freee」を導入。POSレジや銀行口座と同期させることで、以下の改善が実現しました。

  • 売上は毎日自動で計上
  • 銀行取引に基づく仕訳は自動化
  • 手入力は給与計算などに限定し、大幅な効率化
  • 月次試算表を翌月には作成可能に

これにより、コロナ禍での支援金や補助金の申請もスピーディーに対応でき、必要な資金を迅速に確保することができました。

当事務所の支援内容

導入の初期段階で「freee」の機能を最大限に活用できるように設計を行い、自動化できる部分と手入力が必要な部分を明確化しました。

また、試算表や月次推移表をCSVやPDF形式で出力できる体制を整えたことで、補助金や融資申請に必要な書類もスムーズに準備可能に。

これにより、経理の属人化を防ぎ、社内での完結も実現しました。

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まとめ

クラウド会計ソフト「freee」は、必要な部分を柔軟に自動化できるため、企業の実情に合わせた制度設計が可能です。

この会社のように、すべてを自計化しなくても、ポイントを押さえて導入するだけで、経理の負担軽減・スピード経営の実現につながります。

補助金・融資の獲得を有利に進めるためにも、経理体制の見直しは経営の安定に直結する重要な一歩です。

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