高市新総裁の誕生によってどのように変わっていくのだろうか|伊賀市の税理士と考える|これからの日本の政治

2025.10.05

昨日、10月4日に自由民主党の総裁選が行われ、決選投票の末に新総裁として高市早苗氏が当選しました。当初の予想通り、小泉進次郎氏との決戦投票までもつれこみましたが、最終的には高市氏が当選しました。私自身も総裁選で高市候補へ票を入れましたので凄くうれしかったですね。

さらに、総裁になった後のスピーチは久しぶりに震えました。ワークライフバランスを捨てて国民のために馬車馬のように働いて働いて働いて働いて働くと、高市氏の覚悟が見えるスピーチだったと思います。あのスピーチを聞いて私自身も、顧問先のために頑張ろうと身が引き締まりました。

なぜか、マスコミなどでは国民に対して言っていると、たたかれていますが意味がわかりません。国会議員なのだから国民のために働くのは当たり前でしょう。国民のために働かない国会議員と、国民のために自身のワークライフバランスを捨てても働く議員とどちらが私たちのために働いてくれるかは、一目瞭然だと思います。

私自身も一経営者としてこんな風に仕事ができるようになりたいと心から思いましたね。

また、高市新総裁が誕生したことで、女性初・奈良県初の総理大臣となる可能性も高いと思われます。来週以降の総理大臣を決める臨時国会において、指名される予定となっていますが、総理大臣になった後の組閣も誰が大臣になるのか色々と楽しみですね。

そして、総裁選の政策の中には野党の政策に近い内容のものもいくつかあったので、どこまで野党と連携してくれるのかも楽しみです。

特に、ガソリンの暫定税率の廃止や年収の壁の引上げ等は、私生活や経営にも直結するところにもなりますし、年収の壁に至っては税理士業務に大きくかかわってくるので、とても関心が高い部分になります。前年の税制改正により、今年の分から年収の壁が引き上げられましたが、これ以上に引き上げられるのか、どこまで引き上げられるのか注目するべき内容だと思います。

高市氏は総裁選の政策の中でも積極財政を掲げていましたから、中小企業にとって優位となる税制や補助金・助成金などが多くでてくるのではないかと予測されます。総裁・総理になったからといって自身が思っている政策全てを叶えられるわけではないでしょうが、期待を持たせてもらえるだけでもいいのではないでしょうか。

税理士としても今後の税制や国の支援に期待を寄せられます。現在、自民党は衆参両院で過半数を下回っているため、どうしても野党の顔いろをうかがわないといけない状況というのが、しばらく続くと思いますが、いつかの総選挙で過半数を回復するのではないかと思います。

今回のところ焦点は、ガソリンの暫定税率の廃止と年収の壁の引上げになると思いますので、これらがどれだけ早く実行されるのか注目していくべきなのではないかと思います。また、給付付税額控除についても議論が始まろうとしていますので、どのような制度・仕組みになるのかも注目していかなければなりませんね。

高市新総裁が誕生したことによって、自民党としても政府としても大きく動きそうな予感があって楽しみです。

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